児島半島南岸にある標高234.35mの新割山を中心にした玉野市渋川と
倉敷市児島唐琴にまたがる瀬戸内海国立公園内の丘陵。
備讃瀬戸の多島美を眼下に一望でき、南は瀬戸大橋、四国連山、北は
吉備高原が眺望できます。
花崗岩が風化して露出した岩塊、海岸から切り立つ巨石・奇石の造形が
自然の厳しさと雄大さを表わしています。
「おじさん岩」「にこにこ岩」「ひつじ岩」などと名づけられたユニークな形を
した奇岩の間を巡る遊歩道があります。
平原だった現在の瀬戸内海に群を成していたナウマン象のほか、大小の
動物を狩猟して生活をしていた旧石器時代 (約 21000年前) の遺跡が、
瀬戸内海に浮かぶ島々を含めた丘陵周囲に点在します。 |